せんぼう

せんぼう
I
せんぼう
江戸時代, 操り人形・浄瑠璃の世界で, 隠語のこと。 通言。 せんぼ。

「『せんぼとか~とかいふものだね』『さんしよとも云やす』/滑稽本・浮世床2」

II
せんぼう【先坊】
前の皇太子。 前坊。

「~を恋かなしびたてまつり給/大鏡(時平)」

III
せんぼう【懺法】
〔仏〕
(1)経を誦し罪過を懺悔(ザンゲ)する儀式作法。 日本では法華・観音・阿弥陀・吉祥などの懺法がよく行われた。 悔過(ケカ)。
(2){(1)}のときに誦する経文。
(3)懺悔の方法を書いた作法書。
IV
せんぼう【瞻望】
見渡すこと。 あおぎ望むこと。

「頭を回して遥に~すれば/佳人之奇遇(散士)」

V
せんぼう【羨望】
うらやましく思うこと。

「友人の身の上を~する」「~の的」

VI
せんぼう【船房】
船内の部屋。 船室。
VII
せんぼう【蘚帽】
コケ植物のうち蘚類の胞子嚢である蒴(サク)を保護する帽子状の組織。
VIII
せんぼう【譫妄】
せんもう(譫妄)

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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